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ラベル 岸和田だんじり祭 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2014年10月2日木曜日

宵宮・早朝の曳き出しは、岸和田だんじり祭の「華」。

岸和田だんじり祭・宵宮、早朝6時前から行われる曳き出しを今年も見学してきた。

早起きして、貝源・小門の交差点へ午前5時前に到着。
かんかん場から南海岸和田駅前へつづく本通商店街は、夜中といってよい時間にもかかわらずラッシュアワーのように人びとが行き交っている。
曳き出し前の打ち合わせを終えた各町の役員たちが、着流し姿で年番本部から街路へ出てくる。
献灯台の提灯の明かりに照らされて、北町のだんじりがすでにスタンバイ。やり回しの名所・かんかん場のすぐ近くとあって見物客もひときわ多い。
昨年は、かんかん場で宵宮一番のやり回しを撮影した。今年はやり回し前の曳き出しの様子を撮影したいと考えて、浜七町のだんじりが並ぶ疎開道へ向かう。
かんかん場で一番手としてやり回しを行う大北町のだんじりが、小屋を曳き出されたのが5時5分頃。周辺はまだ暗い。
曳き出しまで少し時間があるので、疎開道へ戻る。だんじりの本場中の本場とあって、通りにはたくさんの人びとが行き交う。
5時15分頃、中北町のだんじりの大屋根には大工方が上っている。
大工方は大屋根を右から左へ、左から右へ跳躍してウォーミングアップ。献灯台の提灯の明かりに照らされた、その姿が美しい。祭りが間もなく始まるという緊張感と喜びにあふれた姿である。
岸和田だんじり祭 宵宮 曳き出し

夜の闇から空が薄明るくなるにつれて、曳き手たちがどんどん集まって来る。
5時45分頃、大北町のだんじりが最初のやり回しをして疎開道へ現れ、かんかん場へ向かう。
待ちかねたように、中北町のだんじりが猛烈なスピードでかんかん場へ疾走する。中北に次いで大手町も歓声をあげて追走。
曳き出しの場合、だんじりが走るスピードは各町共に圧倒的に早い。
浜七町と南町・本町・堺町のだんじりが、疎開道を次々とかんかん場へ駆け抜けるありさまは見応えがある。
宵宮の曳き出しは、岸和田だんじり祭の「華」。
1年間待ちかねた祭の始まりにふさわしい、緊迫感と昂揚感にみちた祭事である。
早朝にもかかわらず、有料観覧席も満席に近い状態。見る方も、その価値を十分心得ている。
岸和田山手から曳き出しを見学に来る人たちのために、今年は臨時バスが運行された。いい試みだと思う。

2014年9月6日土曜日

祭囃子や大工方のカワイイ仕草、だんじり祭は子供たちも主役。

岸和田だんじり祭、いよいよ明日が試験曳き。本番も1週間後に迫った。

祭を前にして、準備をする町の様子を撮影しながら、改めて気がついたことがある。
それは、岸和田だんじり祭は子供たちも主役ということ。 
例えば、だんじり囃子。小・中学生はもちろん、幼稚園の年頃と思われる年齢の幼児でも、鉦・太鼓を巧みに操り演奏する。 
だんじりの太鼓台に上がり鉦・太鼓に子供たちがふれていても、大人たちは叱らず、黙って見守っている。 
ほど良い距離感の接し方は、年季が入っており好感が持てる。
岸和田だんじり祭の子供たち
岸和田だんじり祭の子供たち
子供たちを、町の人々みんなが育てて行く。
一般的にはすっかり廃れてしまったそんな気風が、だんじり祭という祭礼を絆として現在も生きている印象である。
団扇を手にして大工方の真似をする。おもちゃのだんじりを引っ張り曳行する。
肩車をする親の頭上でやり回しを見物したり、だんじりの後ろを追いかける。その、いずれの姿も、ほほ笑ましい。 
祭当日、宮入りするだんじりの大屋根に上っている幼児はちょっと自慢げである。 
台風シーズンと重なるため、だんじり祭は雨に見舞われることも多い。 
降りしきる雨の中をひるまず綱を曳いて走る少年団の子供たちの姿は、健気で神々しい。 
だんじり祭は子供たちも主役である。

2014年8月6日水曜日

岸和田・中之濱町だんじり、大修理後の熱気にあふれたお披露目曳行。

だんじり祭を間近に控えた岸和田で、中之濱町のだんじりが8月3日ひとあし早く曳行した。

大修理しただんじりの、お披露目曳行である。修理を終えただんじりが、岸城神社にお参りして清祓いを受け入魂式。その後、たくさんの観衆に見守られて熱気にあふれた曳行を披露した。
朝6時からの曳行に合わせて早起きして見物に出かけたが、早朝にもかかわらずたくさんのだんじりファンが集まっているのに驚いた。
だんじりの前後、綱の曳き手や後に続くひとびとが多いのも印象深い。だんじり祭の本場ならではの現象だろう。
本番の連合曳きと比較して、曳き手の笑顔が多く、表情が和やかである。曳き綱の前やだんじりの後ろを歩く私服のひとたちの比率が、本番より多いような感じがする。単独のお披露目曳行ならではの特長かも知れない。

中之濱町は、通称「なかんば」。だんじりの本場・岸和田の中でもだんじり魂が最も熱いエリア・浜七町のひとつである。浜七町は小学校区の全町にだんじりがあることで知られている。
中之濱町のだんじりは、先代地車を空襲で焼失させた町民が、日掛けで資金を集め昭和26年に完成させた。
『岸和田だんじり讀本』の著者&編集者・江弘毅さんの下記ブログに、浜七町の祭り気質や中之濱のだんじりが出来上がった経緯について詳しく紹介されている。味わい深い内容なので一読してほしい。
*「日本一だんじりなエディター」江弘毅の甘く危険な日々:「かしみん」のこと
ちなみに、NHK朝ドラ『カーネーション」で小篠三姉妹のひとりジュンコ役を演じた女優・川崎亜沙美さんが中之濱町出身である。
入魂式のため岸城神社へお参りする中之濱町だんじり


だんじりの前部、正面欄干に横綱土俵入りの姿が木彫り像として据えられているのも面白い。江戸時代、城内で行われた相撲大会で町内の力士が優勝したことにちなむらしい。
だんじりを先導する纏や曳き手の法被の背中には、相撲の軍配団扇の中に「天下泰平」の文字が刻まれている。大工方の法被の背中にも「天下泰平」の文字がくっきりと。なかなか粋な、カッコいいデザインである。
入魂式後、お披露目曳行する中之濱町だんじり

市役所横のこなから坂からスタート。岸城神社、カンカン場、船津橋、大手町周辺へ移動。完成から60年以上を経て、数々の思い出を刻んだだんじりが大修理を終えて曳行する姿を撮影した。
隣接する浜七町のだんじりが出迎え祝福する中を「なかんば」のだんじりが曳行するありさまは、部外者の私でも胸の熱くなる思いがする。
8時に曳行終了後、道路に捨てられたゴミや吸い殻を近隣町のひとたちが掃除している光景も印象的であった。


2014年7月30日水曜日

伊勢大神楽の獅子舞と、岸和田だんじり祭をつなぐ赤い糸。

だんじり祭を1ヶ月半後に控えた7月末の岸和田で、思いがけず獅子舞にであった。南町のだんじり修理入魂式後、地元の町付近を曳行する風景を見学した帰りである。場所は、紀州街道・本町まちなみ景観の保全地区。

白い上衣の篠笛奏者、真っ赤な獅子頭、獅子の下半身を覆う紺衣が色鮮やかである。黒っぽく渋い趣がある歴史的な町家建築の家並みに映えて美しい。
岸和田、紀州街道のまちなみ保全地区で獅子舞する伊勢大神楽

町のひとに訪ねてみると、伊勢大神楽の一行らしい。お伊勢参りに出かけられないひとのために神の使いが代わりに参拝、授与された神札を配りに地方の町や村を巡る。獅子舞と曲芸を披露しながら、無病息災や家内安全のお祓いをする神事である。江戸時代から行われており、無形民俗文化財に国から指定されている。
伊勢大神楽が岸和田市内を回檀するきっかけを作ったキーマンは、篠笛奏者・森田玲さんのようである。
森田さんブログの記載によれば、岸城神社での大神楽は平成15年に始まった。「昔はお伊勢さんから獅子舞が来ていたけれど、来なくなって寂しい」という話を何度も耳にしていた氏は、何とかして泉州地域への再訪を復活させたいと思い、岸城神社での「総まわし」を提案。岸城神社の賛同を得て再訪が実現し、市内の町々を巡るようになった。
岸城神社は、岸和田だんじり祭の核となる神社。だんじりが市役所横のこなから坂を駆け上がり、岸和田城のお堀端を巡りながら宮入りする先の神社である。
森田さんは岸和田高校出身、京大卒。岸和田高校は岸和田城のお堀端、岸城神社の隣にある府立高校である。伊勢大神楽との関わりの詳細は、下記ブログ参照。
◎篠笛奏者・森田玲のブログ

小学生くらいの少女の「よろしくお願いします」という声に導かれて、神楽の一行は紀州街道から海側へ路地を入り中町だんじりの前へ向かう。
中町だんじり前で、伊勢大神楽の獅子が舞っていたのにも理由がある。中町在住、だんじりなどの木彫を行う彫り師・河合申仁さんが、獅子頭の面を制作している。面の制作を仲介したのが、上記の森田さんである。詳細は下記ブログ参照。
◎木彫刻「賢申堂」河合申仁のブログ
獅子頭は、みごとな出来映えである。
河合さんの仕事柄、精巧なだんじり彫刻や上だんじりの獅子噛み・鬼熊なども手がけているはずなので出来のいいのは当然か。
岸和田、中町だんじりの前の伊勢大神楽
神事の最後に、子供たちの頭を獅子が噛み、子供が健やかに育つように祈願。だんじりの曳き手の大人たちも、獅子に噛んでもらい苦笑いしている姿が微笑ましい。悪霊払いの安全祈願である。
夏祭りのお囃子やだんじり囃子の源流も、この伊勢大神楽にあるらしい。
伊勢大神楽と、岸和田だんじり祭。ふたつをつなぐ赤い糸は、苦楽を共にするひとびととの絆を愛おしみ、幸多かれと願う思いかも知れない。
たまたま訪れた岸和田で、めったにお目にかかれない伊勢大神楽にであう。ちょっとうれしい一日であった。

2013年9月18日水曜日

岸和田だんじり祭:雨のだんじり曳行とラグビー

秋は台風シーズン。9月中旬に行われるだんじり祭も、雨にみまわれることが多い。好天気であっても、にわか雨が降ることもある。
昨年は宵宮・夜の灯入れ曳行が雨天に加え落雷のため中止になったけれど、日中の曳行は基本的に雨天決行である。
今年2013年の本宮も宮入りの途中から、かなりキツい雨となった。

傘をさしての見物は禁止のため、屋根付きの通路がある南海電車岸和田駅前に移動して曳行を見学。1時前から宮一番・宮本のやり回しで午後曳行が始まった。
曳行開始を少し過ぎた頃から、かなりキツい雨となり曳き手たちもずぶぬれ。足場が悪いし、だんじりもかなり重量をまして曳行は苦痛のはず。しかし、曳き手は威勢の良い掛声と共に綱を引き、大工方は大屋根の上を好天の日と変わりなく飛跳ねている。
岸和田だんじり祭
ずぶぬれの少女
岸和田だんじり祭
少年団の子供たち
曳き手の主役は青年団であり、彼らが頑張っているのは理解できる。しかし、感心するのは子供たちの奮闘である。中学生はもちろん、小学校低学年の子供たちも必死になって綱を引いている。苦しい表情になっている子もいるけれど、凛々しい表情の子も多く、時には笑顔を浮かべたりしている子もいる。
子供の付き添いとして曳き手の横を並行して走ったり、だんじりの後尾を駈けるお母さんたちの頑張りも素晴らしい。
綱先を曳く少年団
やり回しのキーマン前梃子
病気になったら困るから、子供たちに雨風の中を綱を曳かせたくないというのはごくふつうの親心であろう。祭の世話役や若頭たちも、本音の部分では子供たちに曳かせたくないかも知れない。
しかし、子供たちが雨風の中を曳くのをあえて認めているのはなぜか。
子供とはいえ、町が一体となって催行する祭を支えるかけがえのない一員として認めている証だからではないかと思う。
イギリス生まれ、紳士のスポーツとされるラグビーやサッカーも雨天決行である。試合をするのは紳士の約束。天候が悪いから言って、約束の日時に試合しないような人間は紳士たるものの資格がない。
だんじり祭も同じく、複数の町が一体となって行う吉例の祭事。ひとつの町だけが、イチ抜けたでは済まされない行事である。
ラグビーには、だんじり祭と共通すると思われるいくつかの名言がある。
以下、「ラグビーに関する豆知識」からの引用である。
例えば「One for All , All for One。ひとりは皆んなのため、皆んなはひとりのために」。自己犠牲の精神は、ラグビーの基本であり、だんじりもまた同じ。
あるいはまた、元フランス代表キャプテンのジャン・ピエール・リーブ氏の有名な言葉「ラグビーは子供をいち早く大人にし、大人にいつまでも子供の魂を抱かせる」。
明治大学・神戸製鋼で活躍した大西一平氏の次のような言葉も忘れがたい。
「ラグビーって痛いしきついし危険だし、人間性がよく見えるんですよ。なぜならば、ボールを持った選手は敵陣に突っ込んでいかなきゃいけないし、相手が突っ込んでくればタックルに入らなければならない。けれども他の選手は0.0何秒わざと遅れることで痛い思い・怖い思いをしないですむ。恐怖感が増せば増すほど、勇気とチームメイトへの信頼感が要求されるわけで、人間同士の深いつながりが確認できるんです」と。
雨の日のだんじり曳行も、また同じことが言えるのではないか。
■ラグビーに関する豆知識

最後に、観客のマナーについてひとこと。傘を差して見学しているひとがおり、警備のマイクで警告されても平気で差し続けている。傘を差していないひとを濡らしたり、混雑した人混みの中では他人を傷つけたりする危険がある。視界をさえぎられ、前を見渡せないのも困る。厚顔無恥というほかはない。

岸和田だんじり祭・宮入り 城を背にしてお堀端を曳行するだんじりの美しさ

9月15日、本宮。台風の影響で天気予報は雨であったが、岸和田だんじり祭の宮入りを見学に出かけた。
家を出るときには雨がふっていたが、蛸地蔵駅に着いた頃には雨が止み曇天に変わっていた。

岸城神社の前を通って、岸和田市役所へ向かう。目当ては、もちろん、こなから坂のやり回し。市役所からお城へ向かう坂を、だんじりが猛スピードでやり回しをして駆け上がる光景は何度見ても迫力がある。
宮入りのもうひとつの楽しみは、お堀端をゆっくりと曳行するだんじりの光景。お城を背にして、手前にだんじりのある姿。逆に、お城を手前にしてお堀の彼方にだんじりを望む姿。いずれも、風情豊かで美しい。
お城を背にしてゆっくりと曳かれるだんじり
宮入りを待って停止中のだんじり
荒々しく粗野なイメージを抱いて敬遠しておられる方には、岸和田城のお堀端をめぐるだんじりの絵になる姿を、ぜひ一度見てほしい。
宮入りしてお祓いを受けるために、3基くらいのだんじりが順番待ちをしてお堀端で停止する。
岸和田だんじり祭
子供が大屋根に乗っているだんじり
岸和田だんじり祭
お堀端で待機中のだんじり
待機中は、小さな子供たちが、時には主役となる。大工方が乗る大屋根に乗せてもらったり、だんじりの中に座りお祭り囃子を演奏したり、楽しい時間を過ごすことができる。小学1〜2年生くらいの子供たちが笛・太鼓・鉦を見事にあやつり、生き生きと祭り囃子を演奏している光景は見ている私たちも幸せな気分にさせてくれる。
岸城神社にお参りした曳き手の子供たち
神官からお祓いを受けるだんじり
お堀端でだんじりを眺めているうちに、雨が降り出してしまった。雨宿りをかねて、だんじり宮入りの光景を見物に岸城神社へ向かう。だんじりがお祓いを受けたり、町の役員たちが御清めを受けたりする場面も拝観できた。
勇壮なやり回しが脚光を浴びがちであるが、だんじりが岸和田城のお堀端を曳行するありさまもまた、見応えがある。やり回しの躍動感に対して、こちらは和やかな静謐感。城下町ならではの歴史や伝統を感じさせる光景である。古い町家や寺院がが残る紀州街道のまちなみ保全地区を曳行する様子も情緒がある。

2013年9月17日火曜日

岸和田だんじり祭・宵宮 早朝の曳き出しをカンカン場で見学

9月14日宵宮。岸和田だんじり祭は、早朝6時からの曳き出しで始まる。
南海電車岸和田駅前では、宮1番の宮本が先頭を切ってやり回しを行う。
湾岸エリアの見どころとなるカンカン場では、大北町が一番手としてやり回しを行うのが恒例である。

大北町・中北町・大手町・紙屋町・中之浜町・中町・大工町の浜七町は、大阪湾岸部に位置する。小学校校区の全町でだんじりを持っており、岸和田の中でも、とりわけだんじり熱の高いエリアらしい。
一度、カンカン場で宵宮の曳き出しを見てみたいと思い、早起きして出かけた。
昨年も始発電車で出かけたが、5時45分頃に小門・貝源のあたりで大北町のだんじりに出逢ってしまった。
そこで今年は別の交通手段を利用して、4時半頃にカンカン場へ到着。夜明け前で、まだ薄暗い。しかし、観客がすでにたくさん集まってきている。
5時半頃からは、有料観覧席も続々と人が座席に着く。ゴルフ場前のS席。他の時間帯は4,000円であるが、宵宮の早朝6時〜7時半は6,000円。
最終に近いやり回しが見物できる本宮の午後3時半〜5時の7,000円に次いで料金は2番目に高い。観覧席の料金設定にも、観客が「通」であることが伺える。
ゴルフ場前の有料観覧席
先頭を切ってやり回しを行う大北町
定刻6時前、5時50分頃に大北町だんじりが登場。交差点の手前に到着後、2〜3分後には早々と笛の合図と共にやり回しが始まった。その後、各町のだんじりが次から次へとやり回し。だんじりは定刻6時の30分前から、遅くとも10分前には各町のだんじり置き場を出発するようである。
本番の緊張もあってか、ぎこちない動きをしたり、電柱にぶつかりかけたりするだんじりもある。昨年転倒してしまった紙屋町は、今年もだんじりが少し傾き揺らいでしまったが、まずは無事にやり回しできてよかった。
撮影のために結構いい場所を確保できたはずだったが、やり回し開始前に立ち入り禁止場所であることが判明。別の場所に移動したりするドジな失敗はあったが、祭の始まりはやはりエキサイティング。早起きした甲斐があった。