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子供たちも大活躍_岸和田・堺町だんじり百周年のお祝い曳行 

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ゴールデンウィーク開始の2025年4月27日。岸和田市の中心部では、早朝6時前からだんじりファンたちが集まるお祝いイベントが行われた。 大正14年に制作された堺町だんじりが、百周年を記念して大修理を実施。装いを新たにした地車を清祓いしてお披露目曳行。 曳き手の数も多く、長い長い綱が伸びる。子どもたちの数も多く、熱気あふれる中に和やかな雰囲気の披露曳行となった。 ゆっくりと曳行する場所では3〜5才くらいの幼児も綱を持って仲間入りする姿が微笑ましい。 入魂式披露曳行の観客は、日頃だんじりを曳行している玄人筋の比率が圧倒的に高い。 やり回しの見せ場となる堺町S字は、早々に一般観客の立ち入り禁止。カンカン場などのやり回し名所は、どこも観客でいっぱいである。 だんじりの後を追いかけて疾走する人々の数も半端でない多さ。 早朝からの曳行であるが、たくさんのギャラリーが集まり、本番のお祭りのようなにぎわいのお祝いイベントとなった。 ◀︎百寿の番号持ち彫刻:弁慶 ◀︎曳行に参加する子供 ◀︎百周年のうちわを掲げる大工方 ◀︎曳行に参加する子供 ◀︎子供曳きの綱を引く幼児たち ◀︎百周年を彩る古い写真の掲示板

岸和田市 中北町だんじり:桜満開のお堀端を巡って入魂式&披露曳行

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岸和田市  中北町の入魂式&披露曳行を見に行ってきた。 入魂式とは新規に制作あるいは修理した地車を、氏神さまの神社で清祓いしてもらう祭事である。 通常の祭礼時であれば、他町はライバル。曳き手たち曳行関係者は他町のだんじり曳行を観客として楽しむ余裕はないが、入魂式の披露曳行は異なる。  曳き手など曳行のプロたちが、観客として多数詰めかけてだんじり曳行を共に楽しむのが入魂式の披露曳行である。 岸和田旧市エリア、浜七町といえば小学校校区の町ごとにだんじりを有するので知られる。だんじり熱の高い泉州でも、本場中の本場といえる岸和田旧市の浜七町。浜七町の中でも中北町といえば、ひときわ注目されるだんじりである。 早朝6時前からの入魂式であるが、だんじり曳行のカンどころをよく知っているクロウト筋が観客として次から次へとやって来る。夜に降った雨も上がり、少しひんやりとした曳行日和。 桜が満開の岸和田城お堀端を回り、入魂式が行われる岸城神社へ宮入りが始まる。 長い長い前綱。曳き手の数も圧倒的に多く、だんじりの後を追いかける人の数も半端じゃない多さ。入魂式後は熱気あふれる披露曳行となった。 岸和田城のお堀端、塔原線、カンカン場、紀州街道の歴史的まちなみ保全地区、疎開道周辺など、入魂式と披露曳行の行われるお城周辺の一角だけはお祭り騒ぎの朝となった。 ※2025年4月6日撮影。 ⚫︎岸和田城のお堀端 大手櫓門前 ⚫︎岸和田城のお堀端 大手櫓門前 ⚫︎岸和田高校前 ⚫︎中北町だんじり ⚫︎塔原線 堺町交差点 ⚫︎塔原線 堺町交差点 ⚫︎紀州街道 歴史的まちなみ保全地区 ⚫︎紀州街道 歴史的まちなみ保全地区

だんじり祭、ちょっとウレシくなる光景_その2

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子供たちが、だんじり祭を楽しみながら遊ぶ姿を見る幸せ 定年でリタイアして以来、コロナで中断された年を除いて、毎年だんじり祭りを見学に出かけている。 見学の楽しみは、子供たちが大人たちと一緒になってだんじり祭を楽しんでいる光景を見ることである。 休憩時に地車に乗って鉦太鼓を叩き、だんじり囃子を奏でる。大屋根に上がって大工方の仕草をまねる。前テコを操作し、後ろテコをブランコ代わりに遊ぶ。ミニだんじりを疾走させる。 曳行の先頭を世話役の長老たちと歩く。子方となって大人といっしょに綱を曳く。 少子高齢化の影響か、曳き手の主力となる青年団の人数が減っているようである 他地域から応援のメンバーが参加していることも多いと聞く。 その分、曳行に参加している小学生の子供たちも増加しているような気がする。 雨の中を頑張って綱を曳いている姿に、胸が熱くなる思いをすることもある。心配する親の気持、自分だけ楽はできないと頑張る子の気持ち。どちらもよく分かる。 子供たちが思い思いに遊んで楽しむ、岸和田だんじり祭の光景を YouTube に収録した。来年もまた、健やかに祭礼を楽しんでいる姿を願う。

だんじり祭、ちょっとウレシくなる光景_その1

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東岸和田だんじり祭りの試験曳きを見に行って来ました 岸和田市のだんじり祭は、9月に浜手エリア、10月に山手エリアで開催されます。 山手エリアでもさらに数ヶ所に分かれて行われますが、東岸和田地区は11町が集まって 連合曳行されます。JR東岸和田駅を起点にする周回コース、主な見所の場所でやり回しを見学。 夕暮れになると、 JR東岸和田駅からさらに東の山手エリアだんじりが、試験曳きを終えて次々に帰町します。ちょっとウレシい光景を見ることができました。 曳行を終えて帰町する だんじりの上で、大工方が交代するのを発見。 だんじり祭で注目を集める花形といえば、大工方。 メインで大屋根に上がっていた大工方が、交代しているのです。先輩から後輩へ交代でしょうか。 優しい気配りがうれしい光景です。 大工方を引き継いだ 若者が、 大屋根の上で 楽しげに舞う姿を見てこちらもハッピーになりました。

だんじり祭の華、大工方:大屋根に乗らない濱八町

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上だんじり(濱八町)の大工方 カチアイ だんじり曳行は、綱の曳き手だけではなく前梃子、後梃子などさまざまな役割の人々の共同作業である。中でも花形は、大工方。大屋根の上に乗って舞踊る姿は、だんじり祭の華ともいえる。大屋根の後方にある小屋根に乗る大工方は、後梃子に転回の合図を送る重要な役割を担う。 濱八町だんじり祭では、大工方も他の地域とは異なる特長がある。大工方が大屋根には乗らないのである。 これは、おそらくカチアイによる転落防止への配慮かと思う。 濱八町だんじり祭では、他の地域にはないカチアイという独自の祭事がある。通常曳行中は大屋根に乗ってもいいが、カチアイ時には降りることといったルールでは、うっかりミスを防げないという知恵であろう。 下だんじり(岸和田)の大工方 下だんじり(岸和田)の前梃子 ちなみに、だんじりの形状は、上だんじりと下だんじりのふたつに大別される。岸和田は下だんじりの代表格。一方、濱八町は上だんじりである。上だんじりを曳行している町でも、カチアイを行わない濱八町以外では、大工方が大屋根にのるケースもあるそうである。 上だんじりと下だんじりの構造的な違いはいろいろあるが、大きな違いは岸和田型の下だんじりでは、本体と分離した左右2本の前梃子(持ち手が細く先が太い棒)が特長である。やり回しの転回をする際、前梃子を地面に突き刺してブレーキの役割を果たさせる。 上だんじりでは、本体と分離した前梃子ではなく、構造的に本体に組み込まれた横棒が前梃子の役割。下だんじりのように地面に突き刺して操作できるわけではないので、舵取りとしての機能はかなり弱くなる。やり回しは、背後の後梃子が転回の決定的な役割を果たすことになる。 前梃子と後梃子の両方でやり回しを行う下だんじりの方が、急速度の転回をしやすい。このため、上だんじりを所有している町でも下だんじりに買い替えしたり、下だんじりを新調したりするケースが近年は増加している。