祭囃子や大工方のカワイイ仕草、だんじり祭は子供たちも主役。
岸和田だんじり祭、いよいよ明日が試験曳き。本番も1週間後に迫った。 祭を前にして、準備をする町の様子を撮影しながら、改めて気がついたことがある。 それは、岸和田だんじり祭は子供たちも主役ということ。 例えば、だんじり囃子。小・中学生はもちろん、幼稚園の年頃と思われる年齢の幼児でも、鉦・太鼓を巧みに操り演奏する。 だんじりの太鼓台に上がり鉦・太鼓に子供たちがふれていても、大人たちは叱らず、黙って見守っている。 ほど良い距離感の接し方は、年季が入っており好感が持てる。 岸和田だんじり祭の子供たち 子供たちを、町の人々みんなが育てて行く。 一般的にはすっかり廃れてしまったそんな気風が、だんじり祭という祭礼を絆として現在も生きている印象である。 団扇を手にして大工方の真似をする。おもちゃのだんじりを引っ張り曳行する。 肩車をする親の頭上でやり回しを見物したり、だんじりの後ろを追いかける。その、いずれの姿も、ほほ笑ましい。 祭当日、宮入りするだんじりの大屋根に上っている幼児はちょっと自慢げである。 台風シーズンと重なるため、だんじり祭は雨に見舞われることも多い。 降りしきる雨の中をひるまず綱を曳いて走る少年団の子供たちの姿は、健気で神々しい。 だんじり祭は子供たちも主役である。