ゴールデンウィーク開始の2025年4月27日。岸和田市の中心部では、早朝6時前からだんじりファンたちが集まるお祝いイベントが行われた。
大正14年に制作された堺町だんじりが、百周年を記念して大修理を実施。装いを新たにした地車を清祓いしてお披露目曳行。
曳き手の数も多く、長い長い綱が伸びる。子どもたちの数も多く、熱気あふれる中に和やかな雰囲気の披露曳行となった。
ゆっくりと曳行する場所では3〜5才くらいの幼児も綱を持って仲間入りする姿が微笑ましい。
入魂式披露曳行の観客は、日頃だんじりを曳行している玄人筋の比率が圧倒的に高い。
やり回しの見せ場となる堺町S字は、早々に一般観客の立ち入り禁止。カンカン場などのやり回し名所は、どこも観客でいっぱいである。
だんじりの後を追いかけて疾走する人々の数も半端でない多さ。
早朝からの曳行であるが、たくさんのギャラリーが集まり、本番のお祭りのようなにぎわいのお祝いイベントとなった。
◀︎百寿の番号持ち彫刻:弁慶